ねごとの小言

自担に甘いただのオタクの小言

10000字を読んだ

Myojo9月号の10000字インタビューを読んだ。

 

特殊だとよく言われるんですが、私は雑誌のテキストから自担を好きになったタイプなので、結構楽しみにしてました。内容はいつも結構重めなのはわかってたから、そこはネックだったけど。

 

読後はわりとあっさりしてました。ふーんそっかーくらいの。何が言いたいかというと1度では飲み込めないことがあまりにも多かったということです。

 

たぶん、気にしいな人なんですよ。ってか絶対。育ってきた環境ももちろん影響しているのかな。

話逸れちゃうんですけど、彼の過去のブログの発言、いつもファンが欲しい言葉をくれる、などと言われていて本当にその通りだと思うし支えられてきた方も多いと思う。でもそもそもファンが欲しい言葉がわかるということは、巻き起こる憶測や根拠のない話を把握しているということであって。なんというか、うまく言えないんですけど。

 

あまりにもわかりやすく、文脈が突拍子もない。

不安や葛藤を隠して、ファンへの言葉として自分の頭を整理している部分もあったのかなとか超勝手に思ってます。マジ何の根拠もないです。感覚で。

 

 

話は戻るんですが、たぶんこの企画に初めから心をオープンにして臨める人ってほぼいないと思うんですよね。今回もそうで、前半はファンに見られることを意識したものに見えます。なんとも彼らしくてちょっと笑った。ファンなら1度は聞いたことがあるようなエピソードから始まって。読んでいて あ、空気変わったな と1度目に思ったのがバカレアの話をし始めたあたり。聞き覚えのある話をしつつも、少しずつ本音が出てきたのかなという印象を受けました。

 

 

ここから少し読み進めていくと、SixTONESとして腹をくくったのは~ という話題が出てきます。

デビューが決まってから散々その話してた気がするけど、また新しい切り口の返答だったなぁと思ったり。

SixTONESに腹をくくったときの心境はたぶんめちゃくちゃ覚えてるんだと思う。どの雑誌で答えても、言い回しが変わっていても内容は3年前くらいからずっと同じ。彼にとってそこが人生の分岐点のひとつなんでしょうね。

 

で、このあとの質問についてが一番気になった方多いんじゃないかな、と思うんですけど…

これ、とてもうまい返答だったと思うんです。何があったかわからないけど、今は話すことをためらうような何かがあって、でもそれを直接明言はしないし肯定も否定もしていない。

 

またブログの話に逸れるんですけど、たぶんブログを普段から読んでいる方だったらわかると思うんですが基本的に話し言葉で書いていて、改行は少なくひとつの内容はその段落で終わらせる。私の中ではそんなイメージ。でも何かしら、うーんたぶん、さっきからたぶんを多用しているけどたぶんです。彼の中での美学があって、乱暴な言い方をすると、それに反するようなことをしたら 冗談めかして締める っていうのをやりがちですよね。照れ隠しを文章でやっているのは無意識なのか意識的になのかそれはさすがにわからないですけど(笑)

逆にこのようなことをせずに終わった話題はほぼファンへの感謝とかそういうものですね。そこはちゃんとストレートに伝える。

 

私が考察する彼の美学は、まさに「いかにかっこつけるか」だと思うんですね。

かっこいいところしか本当は見せたくなくて、努力をせずとも何でもできると思われたい。だからめちゃくちゃ努力している人だと思うんですね。努力し続けることってすごく難しいことなのに、さらに人に見せないようふるまっている。なかなかできることではないんですよね。でも彼は努力を嫌いと言う。たぶん努力を努力だと認識しないタイプで、これくらいやって当然だと思っている。そういう風な人なのかなっていうのが私の考察です。

 

 

話を戻します。

デビューの話のとき、また空気が変わったかなと感じました。乱暴な言葉かもしれないけどその心情を嘘偽りなく伝えたいとその時思ったんだろうなと思うなどしました。

些細な言葉を気にして、それでも美学に則って頑張ってきたのかなぁと思うと何とも言えないじーんとした気持ちになります。

 

メンバーへの気持ちを語る部分でも、インタビューという形式は保ちつつも話し言葉で対応しています。そして、どのメンバーの時も冗談めかした締めくくりはしていません。

 

ここまではグループの話。ここから先は個人に重きをおいてインタビューが進みます。

 

 

 

恐らく育ってきた環境が故、元から気にしいな性格だったのにこの一件でますます気にするようになったところもあるのかなと思うのですが、それ以上に大丈夫と声をかけてくれた人への感謝と愛を語っています。いつでも賢い選択を俯瞰で理解していて、それを実行できる強さがある。だからこそ大丈夫と声をかける人が存在するし、愛を返そうという切り替えができる。

メンタルが強いというよりかは、心が傷つかないように物事を処理するのがすごく上手。すごく賢い人で無駄を省いて生きている人だなぁと勝手に感じました。

 

 

そして、母からの言葉のくだりですが。「気をつかう性格」から、と語っていますがこれって理解できないって人もいるのかもしれないなと思った。これに関してはどんな風に説明したらいいかわからない…。

手作りのお菓子をくれて、それがあんまり美味しくなくて進まなくて、そしたら「無理して食べなくていいんだよ」って作ってくれた人に言われたから最後までちゃんと食べなきゃって思う みたいな感じ…?うーんわかりにくい。この話やめましょう。(笑)

 

最後はファンへ一言。ここも冗談めかして終わることはありませんでした。嬉しいですね。

 

 

 

 

文字だけで表情が想像できるインタビューでした。面白い部分もあればシリアスに話す部分もあって、10000字インタビューにしては読み取れる空気が重くなかった気がする(個人的に)。

思い付きのわりには長くてまとまってないしすみません。

と、まぁこれがブログでの人物像を重ねつつも考察してみた私なりの田中樹10000字インタビューでした。

 


※すべて個人の意見です